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尾道 寺旅 その6

7/23/2019

 
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尾道久保地区の魅力あふれるお店と人。続きです。
「化かし中」この看板に尾道・久保地区を歩いていて出会いました。なぜかすんなり入ってきて納得してしまった。
時間が止まっているように見える瞬間、妙に生々しく今を感じる瞬間、どこよりも先取のしかも大きな行動。この街の魅力はその混ざり方にあるのかもしれないです。
「なぜか心惹かれて……」「一度帰ったんですけどやっぱり来てしまいました。」
この街には若い移住者がとても多いことに驚かされます。そして、その若者たちは、みな一様にこういうのです。

『キツネ雨』
ふたりともキツネが好きなんです。 きつねですか!? 狐。キツネが好きなんですね^^
第一声はこんなやり取りでした。
商店街からひょいと細い路地に入っただけなのに、ここはどこ? な空気がただよっています。
お天気に降る雨を「キツネの嫁入り」っていって、縁起のいいものだし。そこからお店のなまえにしました。
店主ご夫妻は、おだやかにゆっくり語ってくださいました。
大阪から「やっぱりここに来よう」と決めて、仕事ですぐには大阪を離れられない夫ぎみを置いて、奥さまが先にひとりで住み始めたのだそうです。
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内装は、できるだけ前のお店のものを残したんです。と、ステンドグラスも柱も本当に驚くほどなじんでいるのは、古いものを大切にして、どれも懐かしさと落ち着きがおふたりのおだやかさに重なるからでしょうか。
開店して1年半と伺いましたが、いやいや50年はやってますよね^^; 的面持ちです。
「おやすみクリームソーダ」「キツネ色ホットケーキ」「白狐チーズケーキ」それぞれの物語が詰まっていそうなメニューですよね。
また、お店のマークはどなたが作られたのですか? と伺うと、ご夫妻はお互いに彼が彼女がと、譲り合ってらしたのです。なぬ! その美しい間柄。「おふたりで作られたのですね」と、思わず解決策を提示したりしました。

「白狐チーズケーキ」正面顔にきゅんときますが、なんたってこの「おしっぽ」でしょう!!
『喫茶オルタナ』
知らないと少し入るのをためらっちゃうかもしれない扉。
久保八幡神社と八坂神社の鳥居が向かい合う通りに、その場所に以前からなじんでいる佇まい。実は女性店主がひとりで切り盛りするお店です。
扉を開けると長い、とても居心地のよいカウンターが迎えてくれます。
その奥に一段上がった小さなスペース。カウンターを通り抜けて、わざわざ入り込んで座りました。いざなわれている気分になってしまったのです。
ランチのお客さまの相手をしながら、私たちの飲み物(全員違うものを頼んでしまった)も手際よく運んでくださいました。
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古民家が好きで、この静かな空間を大切にしてくださる方にお越しいただきたいです。とやさしく語る店主は、長くパティシエールをされていたのですね。
手を休めることなく絞り袋を扱う、その流れるような所作はどれだけ見ていても飽きることがありませんでした。
長くいらした京都から尾道を選んで移ってこられたようです。ご本人のおだやかさと、この行動力のギャップに驚かされます。
ランチやドリンク、そして、美しいお菓子だけでなく、このお店自体が彼女の手づくり、と後で知りました。古民家を愛し、提供される空間もすべてこの優しい思いが包み込んでくれます。
​暑さと若干(?)の疲れでかなりひょろひょろになっていた私たちは、このお店で救われたのでした。

今回食べられなかった魅力あふれるランチとスウィーツ、そしてとてもおいしかったコーヒーを目指してこの空間に再訪します。
『キャッスルロック』
クロワッサン! おおきいいい! そしてナニこのおいしさ!
お店の外観からパン屋さんだとは、まったく思っていなかったのです。
しかも、クロワッサン専門店。専門店です!
「ハート泥棒」って、「ペパーミントの予感」って何ですか? くー心惹かれる。
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古民家を改装し、この美しい青の店構え。店内の壁は鮮やかな黄色。
とてもとてもいい香りが広がります。
それそれぞれに付けられたなまえや物語が、かわいすぎてクラクラします。
「ひと夏の経験」ひとつください! と注文できるのってしあわせ。
国内外で修行されたおふたり。
「好きなことを、好きなところでしたかったんです」と、名古屋から何度も足を運び、尾道に移ってこられたのだそうです。どんなご縁があったのか、どうしてここに決めたのか……忙しく働いていらっしゃる店内で、実はきちんと伺えずに興奮だけして退出したことを悔やむのでした……が、また来る理由にさせてください^^ そして、少しずつお伺いしたいです。
大きなクロワッサンを紙袋にひとつずつ持って、小道を歩きながらいただきました。
しあわせ! の味です。
写真の中に隠れている秘密^^;(そんな大げさな)
​『喫茶オルタナ』と『キャッスルロック』はお隣り同士なんです。ふふふ
尾道久保地区の魅力あふれるお店と人。
まだまだ続きます。 終われるのか?この連載^^;

尾道 寺旅 その5

7/19/2019

 
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私たちが訪れた尾道は、この観光案内地図のイメージじゃなかったんですよね^^
観光? じゃなくて、人の暮らしが生き生きと湧き立つ街でした。
​この看板の写真を見ていてなんともいえない違和感を覚えたのでした。(自分で撮っておいてなんですが^^)

2日間しかいなかったし、訪れた場所はこの地図の中のほんの限られた場所だけなんだけど……
​JRの線路が餃子のように山なりになった部分の内側右半分くらいの場所をぐるぐる。
それでも、断然「人の魅力」に引き付けられた土地でした。
ほんとはほんとは別の時間があったのかもしれないけど、感じたままにご紹介します。
「その5」は、お店(というか中の人)編ーその1です。
そう! 浄泉寺 住職ご夫妻に魅力あふれる様々な方に会わせていただきました。
『綴る。(つづる。)』
文具とお茶と日本酒の店。 ねぬ? その組み合わせ。ですよねえええ。
キュートな店主、優美香さんが好きなもの^^が「文具とお茶と日本酒」
いいなああ! いい!
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お店の扉は、外からも中からも読めるように左右対称表現。いきなりセンスが光ります。
店内は、入って右に文具、左にカウンター。ノート、万年筆、オリジナルのインク、尾道で活動する作家さんのレターセットやしおりが並びます。
便箋を選び、尾道からの手紙をこのカウンターでお茶をいただきながら綴る。
便箋の作家さんのことを、店主から聞きながらいろんなことに思いをはせる。
そんな時間の過ごし方自体を提供しているお店なんですね。
この日はたまたま、焼酎カクテルの試作味見(!)ができましたよお。
お嬢さんふたりが学校帰りに、制服のまま新作の「おかゆ」の味見でカウンターに向かってるのもとてもかわいかったです。

​『拉麺またたび』
東京からご家族ごと移住してこられた店主。

おばあちゃんの里、島根に里帰りして「娘が生まれたタイミングで西に行こう!」と思ってらしたのだそうです。そもそも東京でお店物件を探していた最中。
島根のライブでたまたま出会った尾道の方に強く押されて帰りに寄ったら、帰京しても尾道が気になって、後ろ髪をひかれて……とうとう移り住んでしまった、と。
ほんとですか!? 偶然や運命ってあるんですねえ。必然なのかな……
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尾道は風通しがいいよねええ。流れがあるんだよね。
宇宙人?が気持ちよく(?)ラーメン鉢につかるお店のマークも、尾道に移り住んだアーティスト作とか。シールもらって(ありがとうございます!)大はしゃぎのおてらぶ部員であります^^
​カウンターだけのお店は、ものすごく居心地がよく、昼もですが夜も大盛況。
壁にかかる品札の文字にとても魅かれて伺うと、これもアーティスト作。酔っぱらってヨイヨイな文字だよおお。らしいです^^
この界隈をうろうろしていた私たちは、何度もお店の前を通るのですが、そのたびに(仕込み中なのに!)ひょいと扉を開けて「どこいくの?」と声をかけてくれます。
この愛くるしい「ヒトトナリ」が、尾道の人をひきつけてやまないのですよねええ。昼だけでなく、夜もお邪魔してしまいました。また寄ります!

​『米徳』
​今回お世話になったお寺の住職、副住職のみなさんがとても楽しそうに語らうお店。
お店のショーケースと、本当のメニューがぜーんぜん違うお店^^(!)
50年以上ここで営業されていたお店を高齢のため閉店すると聞き、そのまま引き継いで営業することにされたと聞きました。長く愛されたお店を、さらに長く愛されるお店に。
店頭のショーケースは、以前のお店のままのようです。
のれんをくぐり一歩入ると、いきなりその温かさに包まれます。
おとなりの焼き鳥屋さんと経営が同じ。で、なんと焼き鳥の注文ができちゃうのだそうですよ!つながってる「壁の小窓(?)」から焼き鳥が……らしいです。素敵! でもその「小窓」確認し忘れたあああ! もしや壁の細長い窓がそうなのか?
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この肉鍋! 中どうなってるんですか!? 思わず聞いてしまった。
火を入れてしばらくすると、お店の人が崩して調理してくださいます。猛烈おいしい!
ここで、尾道のソウルフード「手羽先」に出会うのですが、そのお話はまた後日^^

尾道久保地区の魅力あふれるお店と人。
次回に続きます。

尾道 寺旅 その4

7/16/2019

 
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その土地の地面を見るのが大好きなのですが(ヘンですね)、尾道久保地区も魅力的な表情がたくさん。少しだけ……ご紹介します。
この消火栓も美しいですよね。道路工事が何度も行われた感じのアスファルト。
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少し歩くと、いくつもくっついて設置されているマンホール(真ん中に尾道の市章デザインです)にも出会うのですが、気になるのは周りの赤い「ビス」みたいなもの。
こんな風に道路に文字やシールや、ビスがあるのが気になります。
そして、かなり違う角度で驚いたのが、この側溝^^
グレーチングの下をよく見ると、金魚です! おうちの前の側溝をせき止めて飼っていらっしゃるそうです。なんと! 素敵・尾道。
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いよいよ4ヵ寺目『浄泉寺』さまへ向かいます。
JRの高架の手前に大きな表札。その下のガードをくぐってお伺いしました。
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明治43年に20年の歳月をかけて再建された、総檜造りの十二間四面の本堂は、大きすぎて全体を撮影することができないほどです。またその大屋根にただただ圧倒されます。

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本堂の奥行きのある広縁はとても大きく、大屋根が日をさえぎり、心地よい風が吹き抜けます。
かつては碁を打つ人、涼みに来る人など「昼寝寺」とも呼ばれたことがあるようです。
それで! 階段を登ったところに「昼寝お断り」の書き付けが。
でも、申し訳ないですが、本当にお昼寝したい^^;
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本堂の中は本当に広く、荘厳で美しい。内陣の彩色は昭和になって先代のご住職が手掛けられ、完成されたそうです。親鸞聖人の生涯の絵巻のような壁画も圧巻でした。取材のためにお伺いしたのですが、ずいぶん長くしあわせな気持ちで時間を過ごしてしまい、なぜか写真をあまり撮らずに終えてしまうという……状態になりました。
かつて2度の大火にあわれていますが、「何より先に仏さまを抱いて外に出た」先人の行いで、唯一天文12年(1543年)の創建当初から残り、今も見守ってくださっているというお話を伺いました。
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仏教賛歌の伴奏をされるオルガンには、パイプがついているではないですか!? かなり驚きましたが、とても当たり前のように収まっていました。
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大屋根からの竪樋を受ける用水桶にふと目を留めると、邪鬼が担いでいます。
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久保地区から北に延びる細道は、浄泉寺への参道。尾道は本当に素敵。
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さて、もう一度ガードをくぐって今度は線路を渡り、お隣りの八幡神社の境内にお邪魔しました。
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!!!圧巻の大屋根。
鳥居をくぐり、ふっと左を見るといきなり迫りくる大屋根です。
大きすぎて、見上げられなかった大屋根を「ここからがいいかな?」とおすすめいただいて来たのですが、震えるほどに大きいです。
鬼瓦は16畳の大きさがあるそうです。16畳です!
ご住職にうかがったところによると、「設計ミスで大きくなってしまった」という話が伝わっているそうです。えーほんとですか? 
また、扉の大きさも一定でなく、その場所にしか合わない寸法でできているそうです。
入れ間違うと閉まらない。そもそも入らない?
圧倒される本堂も、こうしたお話を伺うとぐっと身近に、そしてやっぱりお昼寝したくなったりしました。
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ここから尾道・久保地区のお店や町の取材のお話につながるのですが、大変お世話になったのが、ここ『浄泉寺』の住職ご夫妻です。
各お店や、友人のみなさまのおすすめを、尾道と久保地区愛にあふれた情報として集めてくださり、同行までして私たちの不安をぜーんぶ払しょくしてくださいました。本当に素敵なおふたりです。ありがとうございました!!! (左/久保地区探索打ち合わせ 右/まるでブラ〇〇〇のような街行き)

「その4」は感謝で終了します。
『尾道 寺旅』 次回からは、街の様子、お店の紹介を(また)少しずつお届けします。

さらにさらに気長にお付き合いください。

尾道 寺旅 その3

7/10/2019

 
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眼下に電車が! そのすぐ先に海が! そして、そのすぐ先に島が!
車一台ぎりぎりの道を歩いていて、突如聞こえた「ごおぉ」という音に振り返り、慌てて
シャッターを切ったその景色は、普段経験できない色んなものが詰まっていました。
もっと狙って、かっこいい写真撮ったらよかった…… おお!の瞬間景色^^

で、偶然遭遇した景色の中でも、かなり気になったのがこの青い電車。かわいい。
後で調べてみてわかったのですが、今年3月13日に運行スタートしたばかりの
〈SETOUCHI TRAIN(せとうちトレイン)〉でした!
しかも1編成のみ、
「いつ、どこを走るのか」ギリギリまでわからない(らしい)電車。
​まさにその偶然に遭遇したわけです。なぬ! 驚くうぅぅ。
そして、尾道に歓迎されてる感いっぱい! うれしすぎです。
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3ヵ寺目の『海龍寺』さまへ向かいました。
浄土寺さまのすぐお隣り。
鎌倉時代には浄土寺の曼荼羅堂と呼ばれていたそうです。
ご住職からとてもたくさんの物語を伺ったのですが、ここではまず「石鎚蔵王大権現」さまのことをお伝えしようと思います。
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何代も前のご住職が、四国石鎚山・鎖場へ修行に行かれた際に持ち帰られた「石鎚蔵王権現」さまを大切におまつりし、村の皆さんとともに毎年その権現さまを背負って、石鎚山へ修行に出かけられていたそうです。
代が変わり、各家に置かれていた蔵王権現さまを『海龍寺』さまへ持ってこられる方が増え、いつしかお堂内は蔵王権現さまの行列の様相。「『海龍寺』といえば、仏ではないけど権現さまだね」のお話を、別のお寺でも伺ったこともあり、ご住職にそのいわれを伺ったのでした。
さらに珍しいことに、上の写真のように「左右一対」の権現さまがいらっしゃいました。
普段お目にかかる権現さまは、右手と右脚を上げ、左手は腰に当てるお姿。
両手の位置は同じなのですが、左右の脚の上げ方が異なります。
驚きの対面でした!
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とても熱心に、なのになぜかところどころユーモラス(!)に、たくさんのエピソードをお伺いしました。
「尾道は、使用人を大事にしたんだな。だからこれだけ寺が残った。」
「老僧が老僧として、元気にいるのもこの辺のいいとこだね。」
「よその地へ手伝いにいっても、尾道の仲間はお互い動きがわかっとるので、手際もいいんよ。迷わず終える」
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ここ海龍寺さまの裏山には、四国・石鎚山を模して造られた鎖場が、修験者たちの行場として設けられました。ご住職曰く「こんだけ岩があるなら、鎖引こうか」となった(!)そうです。今は、だれでも登れる尾道の名所となっています。
​早速登る! 1カットだけみると、すごおおおおく登っているように見えます。
が、実はほんの数歩で身動き取れなくなっているだけの「おてらぶ」部員の面々……とほほ
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境内には、江戸時代の人形浄瑠璃の小屋主「植村文楽軒」義太夫語り「竹本弥太夫」のお墓があります。「お経の塚」に触れることで才能が開花し(!)、技芸が上達すると言われています。
新しい種類の御朱印も増やされていました。かっこいい!
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「その3」はここで終了します。
​まだまだ『尾道 寺旅』続きます。さらに気長にお付き合いください。

尾道 寺旅 その2

7/8/2019

 
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尾道には本当に猫さんがたくさんいます。
それぞれの猫さんには、なじみの場所もあるみたいです。
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さて、猫さんを愛でながら尾道の久保地区をお昼ご飯を求めて歩いたのですが、そのことはまた改めて^^
2ヵ寺目の『浄土寺』さまへ向かいました。
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山門をくぐり、振り返ると眼下に海!です。
そして、山門前で振り返ると……こんな感じ。
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急な石段が、JRの線路をくぐって続き、目の前は港です。
瀬戸内・尾道港の繁栄とそこに生きる人たちとともに時代を過ごしてこられた歴史を感じます。
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広い境内には、たくさんの鳩が。
江戸時代浄土寺さまで伝書鳩を飼っていらしたのですね。
商人には「伝書鳩」が禁止されていた時代、この鳩たちで大阪の相場情報を入手していたという話も。絵馬も伝書鳩です。とてもかわいい。
そして、写真を撮っている私の肩に(!)しばらーくとまってくれました。実は怖い^^
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ご本尊の十一面観世音菩薩は、秘仏で普段はお目にかかれません。
本堂には、お前掛けのお姿で見守ってくださっています。
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蓮ではなく、荒波に洗われる岩壁にお立ちになる姿は、海上交通の玄関口を守ってくださる特別なお姿となっています。
また上部両脇の雲の上には、かつて天女が描かれていたそうです。
これもとても珍しいことですね。
誰か乗っている?と思える雲の形がその痕跡とも見えて、想像力が膨らみます。
浄土寺さまでは、自分のため、大切な人のためにお守りづくり体験ができます。
縮緬袋とひもを選び、お札にお願いごとを焼き印で押し、観音さまの前でご祈願していただきます。お守りの成り立ちを知ること、また、さまざまな人がかかわっていることを知り、ものを大切にする心を持ってほしいという思いも込めて始められたそうです。
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写真が巨大になったのですが……結び目のアップです。
小林副住職に伺った、とても素敵なお話をみなさまにも(ご存じの方も多いかも……)
お守りのひもの結び方は「叶結び」というのだそうです。
表側が「口」(よく見ると真ん中に窓があります)、裏側が「十」となっていて、
「口」に「十」で「叶」。 伺ったときに感動しました。
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国宝の本堂・多宝塔、美しいお庭やお茶室も今回はゆっくり拝見できず、次の機会をいただいたと思いなおし……タオルをかぶり、一心に境内の草取りをされているご老人にごあいさつして後にしました。
で、このご老人がご住職だった! という驚きで「その2」終了します。
​

​まだまだすこーしずつ『尾道 寺旅』ご紹介していきます。気長にお付き合いください。

【すっぴん寺】第六回:同僚の遅刻でイライラ……私って心が狭い?

7/5/2019

 
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日々の暮らしのモヤモヤを、見栄や建前を捨てて本音をお坊さんとトークするラジオ「すっぴん寺」
第六回「同僚の遅刻でイライラ……私って心が狭い?」

やっぱり納得いかないです! 遅刻の多い新人さんがいるんです。
カレー坊主こと吉田武士さんがリスナーのお悩みに華麗にお答えします。
https://note.mu/suppintemple/n/n0469c3e5f60a

#フェリシモおてらぶ  #フリースタイルな僧侶たち #すっぴん寺

■みなさまのお悩みもぜひこちらにお聞かせください。
---------------
これまでの
暮らしの本音ラジオ「すっぴん寺」
 https://note.mu/suppintemple

「おてらおやつクラブ」のデザインをひも解くトークセッション

7/4/2019

 
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昨日、神戸kiitoで
2018年度グッドデザイン大賞を受賞された「おてらおやつクラブ」のデザインをひも解く
豪華メンバーのトークセッションが開催されました。
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会場は、用意していた席が足りず、次々といすが増やされていき、定員を超えるたくさんの方が、様々な場所から雨の中集まられていました。
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驚くほど身近にある貧困問題。おてらおやつクラブの活動はどうやって始まったのか、松島さま福井さまのお出会いのなれそめから始まり、グッドデザイン賞応募と選考のエピソード。
また、実際に参加されている須磨寺さまと支援団体WACCAさまの現状のお話。
理想や目標を成し遂げたいと、意思と意図をもって取り組まれるこの「おてらおやつクラブ」の活動自体を、暖かく「美しい」デザインであると選考委員のみなさまは評価されたということばに、胸が熱くなる時間でした。
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共同企画した「らほつニットキャップおはぎ」をメインに、おてらぶ屋台も会場に参加させていただきました。たくさんの方に実際にかぶっていただき(!)、購入いただきました。
金額のうち100円が「おてらおやつクラブ基金」として運用されます。

尾道 寺旅 その1

7/1/2019

 
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取材寺旅で、6月27-28日(木・金)の2日間 瀬戸内・尾道に行ってきました。
令和初の台風が発生した、まさにその日、その朝! 尾道駅に降り立ちました。
尾道、久保地区の魅力あふれるお寺と街を取材&撮影の旅です。
濃密な2日間を複数回にわたってお届けします。
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台風が来ているので、さすがに雨です。
が、かなり南下ルートになったようで、いい感じ(?)の雨。
駅前の広場にいきなり向島と、クレーンと、渡船が! 一気に見えます。
もう、それだけで興奮。雨が、この気持ちを盛り上げます。
今回の目的は、JR尾道駅から海岸通りを東へ歩いて20分ほどの
尾道市役所から北東に広がる「久保地区」とその周辺。
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早速一ヵ寺目『西國寺』さまへ。
紹介した「久保地区」からJRのガードをくぐり、北へ数分。
長さ約2メートルの大わらじの仁王門が見えてきます。おおお
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仁王さまにごあいさつをして、108段(!)の石段を上がります。
で、振り返ります!
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すばらしい!眺めです。
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そして、さらに登ります(笑)。

って、お寺にたどり着かずに本日分終わりそうになりますね。
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西國寺さまでの衝撃的なお出会いが、こちらの不動明王さま。
お姿を拝見するなり、「どこにもいらっしゃらない、ここにしかおいでにならない不動明王さまです!」と、大興奮で麻生副住職に熱弁をふるうおてらぶ部員であります。ふたりともすごおおおおく熱くなってた!
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場所を変えて縁起書をめくり、さらに語るおてらぶ部員と引き込まれる(!?)副住職。
ふわふわ、もふもふな毛量抜群のお顔です。

毎月8・18・28日に護摩が焚かれます。
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境内には、港町尾道に働く力自慢の人たちが持ち上げて競ったという「石」も並んでいました。
これが持ち上がるの!?の驚き……
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名残惜しいのですが、西國寺を後にしました。
降っていた雨が上がっていて、尾道に歓迎されているかも!な喜びひとしおです。
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石段の途中で、この看板に心ひかれ、ついつい……
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社の裏手を進むとこんな場所に!
石のお面?が並んでいます。
「金毘羅大権様の眷属で、三天狗と呼ばれ、カラス天狗、大天狗、小天狗とあり、願いが叶うならば軽々と、叶わないならば重々と」と、ありました。
重軽天狗 なるほど!
そして、これも石! 恐るべし港町尾道。
曇り空で写真にあまり色がないのですが^^;
西國寺さまから久保地区へ南下(?)する道すがら、あー!尾道! と
しあわせになったカットを掲載して、「その1」終了します。
​すこーしずつ『尾道 寺旅』ご紹介していきます。気長にお付き合いください。
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左上から右へ順に①~⑥の写真番号として
①⑥いかにも^^な、細道。猫さんが歩いていたりします。
②車道なのですが、こうした石敷きの道を結構見ます。
③道には背を向けているのですが、おうちの方に向いた祠に六体のお地蔵さま
④ものすごおおおおく細い道から登場した工事車両。道に合わせてちゃんと作られている。
⑤JRのガード下。車一台ギリギリです。この先に西國寺さまがあります。

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