お釈迦さま お誕生日おめでとう^^ 花まつりを「しゃかしゃか花舞う 花まつりスノードーム」でお祝いです^^ しゃかしゃか花舞う 花まつりスノードーム の誕生のお話は、『かわいく降誕!花まつりスノードーム』の回でぜひ^^
おだやかな世界になりますように。 思えば……6月末、令和初台風の日に尾道に降り立った私たち。 その後のんびり(!)2ヵ月「尾道 寺旅」ブログ書いてたのですが、その後ぱたりとご無沙汰してしまいました。 気づけば! 尾道の御仏が写仏に。ちょっと相当に感激の「尾道 寺旅」番外編です。 尾道のお寺とJR西日本とおてらぶのコラボが実現! 『寺旅巡礼写仏 ~尾道久保の旅~』が発売されました! 尾道でおてらぶ部員が直接お目にかかった、魅力的な4尊の御仏。カラー筆ペンで写仏を楽しんでいただけます。 尾道・久保地区をご住職と一緒に探して取材した、素敵なお店の数々をご紹介する「観光マップ」も付いています。 そして、自分でなぞり描いた仏さまを持ってお寺に行くと、なんと特別巡礼印をもらえます。えー!すごくないですか!? ※特別巡礼印のことは、実は私も知らされていませんでした。 本当にいいんですか? 興奮します。 マップを片手に、この店構えを探し出してくださいね。
尾道・久保地区、ご一緒しましょう! https://www.felissimo.co.jp/shopping/I180742/I280808/GCD493464/ 尾道には本当に猫さんがたくさんいます。 それぞれの猫さんには、なじみの場所もあるみたいです。 さて、猫さんを愛でながら尾道の久保地区をお昼ご飯を求めて歩いたのですが、そのことはまた改めて^^ 2ヵ寺目の『浄土寺』さまへ向かいました。 山門をくぐり、振り返ると眼下に海!です。 そして、山門前で振り返ると……こんな感じ。 急な石段が、JRの線路をくぐって続き、目の前は港です。 瀬戸内・尾道港の繁栄とそこに生きる人たちとともに時代を過ごしてこられた歴史を感じます。 広い境内には、たくさんの鳩が。 江戸時代浄土寺さまで伝書鳩を飼っていらしたのですね。 商人には「伝書鳩」が禁止されていた時代、この鳩たちで大阪の相場情報を入手していたという話も。絵馬も伝書鳩です。とてもかわいい。 そして、写真を撮っている私の肩に(!)しばらーくとまってくれました。実は怖い^^ ご本尊の十一面観世音菩薩は、秘仏で普段はお目にかかれません。 本堂には、お前掛けのお姿で見守ってくださっています。 浄土寺さまでは、自分のため、大切な人のためにお守りづくり体験ができます。 縮緬袋とひもを選び、お札にお願いごとを焼き印で押し、観音さまの前でご祈願していただきます。お守りの成り立ちを知ること、また、さまざまな人がかかわっていることを知り、ものを大切にする心を持ってほしいという思いも込めて始められたそうです。 写真が巨大になったのですが……結び目のアップです。 小林副住職に伺った、とても素敵なお話をみなさまにも(ご存じの方も多いかも……) お守りのひもの結び方は「叶結び」というのだそうです。 表側が「口」(よく見ると真ん中に窓があります)、裏側が「十」となっていて、 「口」に「十」で「叶」。 伺ったときに感動しました。 国宝の本堂・多宝塔、美しいお庭やお茶室も今回はゆっくり拝見できず、次の機会をいただいたと思いなおし……タオルをかぶり、一心に境内の草取りをされているご老人にごあいさつして後にしました。
で、このご老人がご住職だった! という驚きで「その2」終了します。 まだまだすこーしずつ『尾道 寺旅』ご紹介していきます。気長にお付き合いください。 取材寺旅で、6月27-28日(木・金)の2日間 瀬戸内・尾道に行ってきました。 令和初の台風が発生した、まさにその日、その朝! 尾道駅に降り立ちました。 尾道、久保地区の魅力あふれるお寺と街を取材&撮影の旅です。 濃密な2日間を複数回にわたってお届けします。 台風が来ているので、さすがに雨です。 が、かなり南下ルートになったようで、いい感じ(?)の雨。 駅前の広場にいきなり向島と、クレーンと、渡船が! 一気に見えます。 もう、それだけで興奮。雨が、この気持ちを盛り上げます。 今回の目的は、JR尾道駅から海岸通りを東へ歩いて20分ほどの 尾道市役所から北東に広がる「久保地区」とその周辺。 早速一ヵ寺目『西國寺』さまへ。 紹介した「久保地区」からJRのガードをくぐり、北へ数分。 長さ約2メートルの大わらじの仁王門が見えてきます。おおお 仁王さまにごあいさつをして、108段(!)の石段を上がります。 で、振り返ります! すばらしい!眺めです。 そして、さらに登ります(笑)。 って、お寺にたどり着かずに本日分終わりそうになりますね。 西國寺さまでの衝撃的なお出会いが、こちらの不動明王さま。 お姿を拝見するなり、「どこにもいらっしゃらない、ここにしかおいでにならない不動明王さまです!」と、大興奮で麻生副住職に熱弁をふるうおてらぶ部員であります。ふたりともすごおおおおく熱くなってた! 場所を変えて縁起書をめくり、さらに語るおてらぶ部員と引き込まれる(!?)副住職。 ふわふわ、もふもふな毛量抜群のお顔です。 毎月8・18・28日に護摩が焚かれます。 境内には、港町尾道に働く力自慢の人たちが持ち上げて競ったという「石」も並んでいました。 これが持ち上がるの!?の驚き…… 名残惜しいのですが、西國寺を後にしました。 降っていた雨が上がっていて、尾道に歓迎されているかも!な喜びひとしおです。 石段の途中で、この看板に心ひかれ、ついつい…… 曇り空で写真にあまり色がないのですが^^;
西國寺さまから久保地区へ南下(?)する道すがら、あー!尾道! と しあわせになったカットを掲載して、「その1」終了します。 すこーしずつ『尾道 寺旅』ご紹介していきます。気長にお付き合いください。 ---------- 左上から右へ順に①~⑥の写真番号として ①⑥いかにも^^な、細道。猫さんが歩いていたりします。 ②車道なのですが、こうした石敷きの道を結構見ます。 ③道には背を向けているのですが、おうちの方に向いた祠に六体のお地蔵さま ④ものすごおおおおく細い道から登場した工事車両。道に合わせてちゃんと作られている。 ⑤JRのガード下。車一台ギリギリです。この先に西國寺さまがあります。 お待たせしました。『京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ』展に向けておてらぶが企画してきた商品を日替わりで詳しくご紹介いたします!まず第一弾は「蓮弁パスケース」です。 六観音と六道の世界今回、パスケースのデザインモチーフとなったのは、大報恩寺にいらっしゃる六観音菩薩さまたちです。仏教の考えでは死後すべての生き物が、生前の業の結果で「六道」という六つの世界のどこかに再び生まれ変わるといいます。そしてそれぞれの世界には、六尊の仏「六観音菩薩」がいらっしゃるといい、それぞれの世界で迷い苦しむ衆生(生き物)を救い導くといわれています。 それぞれの世界を救う観音さまたち如意輪観音菩薩は天上道。准低観音菩薩は人間道。十一面観音菩薩は阿修羅道。馬頭観音菩薩は畜生道。千手観音菩薩は餓鬼道。聖観音菩薩は地獄道をそれぞれ担当しているのだそうです。 私たちが生きているのは上から2番目の「人間道」ですねー。この世界では、心の持ちようや価値観などがとても移ろいやすく、善にも悪にも容易に変化してしまいます。また四苦八苦という自分ではどうすることもできない苦しみとともに生きる世界です。 しかし、人間道には「仏教」が存在するので、やり方によっては「悟りルート」へ進むことができる唯一のステージ。だからこそ、悟り、涅槃をめざすのだそうです。うーん、思いがけずこの世界は六道輪廻という無限ループから“上がる”ことができるチャンスなのですね! 六観音は、世界をめぐるパスケースに私たちはふだんの生活でいろんな場所に出かけ、めぐります。そしてめぐった先で出逢う人、場所、物、時、いろんなことと縁を結び、やがてそれが私たちに、よいことも悪いことも起こす種となります。そのような大切な出逢いを結ぶお出かけ時にぴったりなパスケースを作りました。 パスケースは、大報恩寺にいらっしゃる六観音の立つ蓮台の花弁をイメージしています。そして、それぞれの観音さまが守る世界の色をイメージしています。 こだわりのフォルム&機能パスケースは、六観音さまたちが座す蓮台の花弁をイメージしています。基本のパスケースとしての機能だけでなく、ちょっとしたお出かけ時や、お寺めぐりのときにうれしいコインケース機能もつけてみました。 また、毎回のことながら、おてらぶの作るグッズは細かなこだわりポイントがたくさん。今回はその細部にもフォーカスしてみます。 おてらぶのこだわり①「質感」モチーフにしたのは、大報恩寺に実在する仏像の座す蓮台。耐久性に優れる合皮を素材としつつも、木目の再現を徹底し、見たことのないリアルなテクスチャーを実現しました。 おてらぶのこだわり②「花脈(かみゃく) 蓮弁のモチーフとなっているのは蓮の花。蓮の花には「花脈(かみゃく)」とよばれる線が花びらを覆っています。大報恩寺の六観音と釈迦如来の蓮台は、この花脈の表現がとても美しく、必ず再現したいと思ったポイントでした。蓮弁パスケースには、大きなラインを7本。小さなラインを8本入れて表現しています。 おてらぶのこだわり③「反り 蓮台の花びら「蓮弁(れんべん)」には、微妙ないくつものラインで構成され、その美しさを作り出しています。今のような精巧な機械のない時代、仏師の手による計算された芸術作品でもあります。蓮弁パスケースではそのいくつかのカーブのうち、パスケースとしての使用を妨げない範囲で「反り」を再現しました。 おてらぶのこだわり④「ふくらみ」コインケースの中にコインや小物を入れると、パスケースの中心がこんもりと膨らむようになっています。そうすることで、より蓮台についている蓮弁のようなフォルムになるように計算して製作しています。 先行予約チケット限定カラーも!いかがでしたでしょうか。おてらぶがお寺愛を詰め込んで作った蓮弁パスケースは、10/2より東京国立博物館で開催の『京都 大報恩寺 快慶・定慶のみほとけ』展の特設ショップとフェリシモウェブサイトより販売します。 また現在、セブンチケットにて通常販売しない限定色の蓮弁パスケースがセットになったチケットが発売中です。その限定色というのがこちら! なんと、大報恩寺の本尊秘仏である釈迦如来坐像の蓮弁をイメージした「千本釈迦堂グリーン」です!
大報恩寺の釈迦如来が座す蓮弁は美しいグリーンとゴールドが混ざったなんともいえない美しさが特徴です。この限定色のみ、複雑な色を表現しています。 数量限定のアイテムですのでお早めに♪ セブンチケット こんにちは、おてらぶ部長のひさよしです。 最近、おてらぶの活動をメディアで取り上げていただくことがありまして、それをきっかけに、いろんなお寺文化好きの方にお会いできるようになりました。どなたも独自の“好き”を語られるので、お話を聞いているだけで楽しくなります。好きの力は、何より強い!と感じる今日この頃です。 さて私自身、仏像好きをこじらせておてらぶの活動をしているのですが、最近「大仏」が気になっています。仙台まで仙台大観音を観にいったのもその影響なのですが、私の大仏を求める心を満たしてくれる一冊を発見しました。それが今回ご紹介します半田カメラさん著『夢見る巨大仏 東日本の大仏たち』です。 大仏写真家 半田カメラさん著者である半田カメラさんは、フリーのカメラマンとして人物取材や商品撮影などのお仕事の傍ら、全国の大仏を撮影していらっしゃいます。大仏を専門的に撮影しているというだけでもすごく惹かれるのですが、その作品を見てみると、あふれだす大仏愛に圧倒されます。 美しい大仏は美しく映える空との対比を、ユニークな大仏はインパクトのある構図で、本気で大仏を紹介したい!という想いを、ひしひしと感じることができます。(あくまで個人的な意見です! どこかでお会いできないかな~?と考えていたところ、おてらぶとも親交のある『フリースタイルな僧侶たち』女子部として活動されているメグルさんが半田カメラさんとお会いする機会があるということでしたので、大仏写真家としての想いや、活動のきっかけなどを取材してきてくれました。 大仏写真家としての活動と想いメグルさん(以下メグ):こんにちは。本日はよろしくお願いいたします。さっそくなのですが、半田さんが大仏を撮影しようと思ったきっかけはなんだったのですか? 半田カメラさん:(以下半田):きっかけは茨城県牛久市の牛久大仏に参拝したことです。120mもある巨大な人型の像が自然の風景の中に忽然と現れる様に、衝撃を受けました。これはランドスケープ(風景写真)であり、ポートレイト(人物写真)でもあると。(正確には人ではなく仏ですが) こんなに面白い被写体は他にない、と思ったのが撮りはじめるきっかけです。それ以来、北海道から九州まで、200カ所、300大仏ぐらいは撮影してきているんではないかと思います。そんな入り方でしたが、今や単に風景だけではなく、大仏さまのつくられた背景や、守っている人々へと興味は移ってきています。 メグ:300大仏!すごいですね。いつぐらいから大仏を撮り始めたのですが? 半田:前述した牛久大仏との出会いが2010年ですから、そうですね……大仏を追いかけ出して今年で9年ほどになります。 推し仏(個人的に推したい仏像)の存在 メグ:多くの大仏を追いかけていらっしゃるのですね。ちなみに、半田さんが好きな「推し大仏」はあったりしますか? 半田:ありすぎてひとつに絞るのが苦行すぎます!(笑) でもそうですね、最近最も推しているのは、千葉県富津市にある東京湾観音でしょうか。拙著『夢みる巨大仏 東日本の大仏たち』の表紙にもなっている、高さ56mの観音像です。 メグ:綺麗ですね~。夕刻の空にたたずむお姿が美しいです。 半田:本に取り上げさせていただいたご縁もあって、東京湾観音を建てた方のお孫さんと交流させていただくようになりました。現在、東京湾観音は平成の大修復工事が行われていて、周囲に足場が組まれているのですが、その足場にも上らせていただくなどしています。 メグ:大仏のつないでくれたご縁ですね。 ※『夢みる巨大仏 東日本の大仏たち』の中で出てくる大仏イラストがとにかくかわいい。イラストは半田カメラさんによるもの。 半田:ええ本当に。そのご縁から東京湾観音に関わるいろんな人とお会いすることができたのですが、関わってこられた方みなさんが、本当に観音さまを愛しているのが分かりました。それが素晴らしい。もっと多くの方に参拝していただきたいと思います。 メグ:そして半田さんもすっかりファンになられたのですね。そのようなお話をお聞きできる機会を、この度企画展という形で実現いただいてありがとうございます。最後に今回の企画展でのみどころを教えてくださいますか。 半田:いままで写真展は何度かしていますが、カフェギャラリーでの展示は初めてとなります。お食事やお茶をされるお客さまもいらっしゃる場所ですから、 私を知らないのはもちろん、大仏さまに興味のない方がほとんどだと思います。 ですから、日本地図を用意して日本各地の大仏さまを知っていただく、いつもの形式の展示と、大仏専用インスタグラムで展開しているような絵として美しい大仏写真の世界のふたつを作ろうと思っています。 きっといろんな意味で皆さまの「大仏」というイメージが変わる写真が多くあると思います。写真をきっかけに日本各地の大仏さまを知っていただき、さらに参拝していただけたなら、本当に嬉しく思います。 メグ:ありがとうございました。 半田カメラ企画展 「大仏写真家 半田カメラ 写真展 夢みる巨大仏in Gallery & Cafe 平蔵」 2018年9月19日(水)〜9月30日(日) (月・火曜定休日) AM11:00〜PM5:00 (最終日はPM4:00まで) 写真展は入場無料(お食事は有料です) 半田カメラ(はんだ かめら)
雑誌やWeb撮影を本業にするフリーカメラマン。牛久大仏との出会いから、大仏の魅力に目覚め、大仏写真家を名乗り全国をまわる。2018年現在300尊近くの大仏を撮影。 2016年に写真集『牛久大仏はそこにいる。』発行 2018年に『夢見る巨大仏 東日本の大仏たち』発行 オフィシャルブログ 「半田カメラ/気になったらとりあえず行ってみるブログ」 オフィシャルサイト 「恋する巨大仏」 世界には2通りの人間がいるといいます。 それは、大仏にまったく興味がない人間と、心震えて涙する人間です。 こんにちは、おてらぶ部長のひさよしです。 急遽、仕事で東北へ向う機会があったので、ずっと気になっていた「仙台大観音」を見に行ってきました。日帰りの出張でしたので、帰りの飛行機の時間を気にしつつも、行ってまいりました。 大観密寺の象徴的大仏仙台大観音は仙台は泉市にある、真言宗智山派の寺院、大観密寺の境内に立つ大仏です。 お姿は、白衣観音の姿に近いのですが、右手に宝珠、左手に水瓶を持ち、龍の上に立つ姿で表されています。その大きさは、龍を入れるとなんと100メートル!!正真正銘の大仏です。 と、ここまではネットで調べることができる情報ですが、実際に行ってみることでわかることもあるでしょう。 当日は朝から打ち合わせがあったのですが、商談終了後に車で連れて行ってもらえることになりました。 それはあまりにも巨大…車に乗って30分ほど走り、カーナビを頼りに交差点を曲がった瞬間に、それは突然表れました。 ほぎゃぁぁぁっ!! なんかおるーー! もう少し寄って見るとなお凄いです。 上り坂になっている道と、縦横無尽に走っている電線から感じる人々の生活観と、本来この大きさではありえない仏像のコントラストがスゴイ……軽く恐怖すら覚えます。 あおりもスゴイ足もとに到着して見上げてみると、これもまたスゴイ迫力です。本来しなやかなお姿でたってらっしゃはずの観音さまですが、これ以上ないほどのドッシリ感で、決戦兵器感すらあります。 どうやら、龍の口が入り口のようです。 これは…誘われています。行くしかありません! しかし、ここまで車で送ってくれた方は極度の高所恐怖症だということでここで別行動に。 帰りの移動手段をなくしてしまいましたが、入らずには入られないでしょう! そして、胎内へ……中に入ると、ぐるりと一周回ることになります。ちょうど龍の台座部分がこのエリアになるようです。木製の三十三観音像がずらりと配置されていました。 よくみると、十二神将の姿も。見た感じですが、新薬師寺にいらっしゃる十二神将のスタイルに近いお像でした。 エレベーターがあります。(内心ほっとしました まずは最上階の「心殿」を目指します。 独特な世界観の心殿12階の中心部に心殿がありました。密教らしく「倶利伽羅剣」がありました。周りには蓮の華が咲き乱れ、金色のお堂は、独特な世界観を感じさせます。 百八胎内仏下りこの仙台大観音の最大の特徴のひとつといえるのが、百八胎内仏です。 これは、人間の持つ108の煩悩を108の仏さまを拝しながら下っていくことで、その煩悩を打ち払っていくというもの。 私がここに来たのは、煩悩にまみれたわが身を清らかにし、悟りに近づくためだったようです! 看板の後ろを振り向くと、足がすくむような吹き抜けの空間!これは…怖い! それぞれのフロア中心に、仏像が配置されているようです。一階まで降りるころには、煩悩を払うことができるでしょうか。 出逢える仏さまたちまだまだたくさんいらっしゃいました。独自のデザインで表現されている仏さまも多く、いつもの仏像拝観とは違った楽しみ方ができました。 そして地上に帰ってきました……濃密な仏充空間といいましょうか、不思議な世界観に浸っていたせいか、外の世界が妙に眩しく見えます。 出口に仙台大観音の内部を見ることができる模型がありました。
かなりの距離がありますので、行かれる方は歩きやすい靴をオススメします! こんにちは、おてらぶのひさよしです。 今回は福井市立郷土歴史博物館で開催される特別展「福井の仏像~白山を仰ぐ人々と仏たち」をご紹介したいと思います。 この特別展、なかなか奥が深い感じ。企画展紹介の前に、福井の仏教について少し触れておいたほうがよさそうです。少しだけ一緒に予習しておきましょう♪ 霊峰白山のふもと 福井の仏教信仰今回の特別展の舞台となるのは福井県嶺北地方の福井平野。古くよりこの地に住む人々は、白山(日本三霊山のひとつで、福井、石川、岐阜にまたがる山)の美しい山容に神々の存在を感じながら、様々な天変地異を神の祟りと信じ、畏れながらも、山々から発する河川の恵みに感謝しながら共に過ごしてきたのだそうです。 そして仏教が日本で広まっていくにつれ、霊峰白山は仏さまたちが住んでいる浄土だと考えられるようになりました。そしてしだいにその周辺の里山では多くの寺院が建立され、仏像もたくさん作られ、今もなお多くの人々の信心のよりどころになっています。 そんな土地で開催されるこの特別展「福井の仏像-白山を仰ぐ人々と仏たち-」では、福井平野に所在する平安時代前期(9世紀)から鎌倉時代(13世紀)までの仏像34体が一同に展示されます。それらの仏像は、ふだんお寺ではなく神社やお堂に安置されて、地域の人々に管理されていて、なかなか拝観することができないものも多いそうです。 今回は、霊峰白山開山1300年ということもあり、特別に集めることができたとのこと。これを逃すと、おそらくこのように一同に拝観できる機会はないと思います! 特別展で拝観できる仏像をご紹介今回、特別に学芸員の方に、特別展で展示される仏像のお写真をお借りすることができました!(とても貴重なものです!!)その一部をご紹介したいと思います。 左:観音寺/大日如来坐像 右:味真野神社/聖観音坐像 左:八坂神社/十一面女神像 右:長運寺/十一面観音立像 どうですか!今回ご紹介したのは、ほんのわずかです。他にもたくさん素晴らしい仏さまたちがいらっしゃいます。この仏充空間(ぶつじゅうくうかん)は、ぜひ博物館で味わってくださいね。 仏さまたちのご出立の様子そして、次の写真は緊張の、仏さまたちご出立の様子の一部です.....。 しばしの間、ご出張です。
会期は平成28年10月14日(金)~11月23日(水・祝)までの40日間。会期中には「仏像メーク」や「仏像×ダンス」のワークショップなど、仏像だけにとどまらず魅力的なイベントも用意されているみたいです。この秋、仏像好き・お寺好きさんにとって熱い福井。これは行かないと!! 会 場:福井市立郷土歴史博物館 連絡先:TEL:0776-21-0489/FAX:0776-21-1489 https://www.history.museum.city.fukui.fukui.jp/ 時 間:午前9時~午後7時(11月6日から午後5時閉館)※会期中無休 駐車場:普通乗用車30台 観覧料:一般600円、高校・大学生500円(団体2割引) (中学生以下、70歳以上、障がい者とその介助者は無料) ※[リピート割引]2回目の観覧の際、前回の半券持参で300円割引 主 催:福井市立郷土歴史博物館 |
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