おてらぶ部員のゆうこりんです。 2023年も残すところあと1ヵ月。終わらない年末の片付けをしながら今年の出来事を振り返り、来年に想いを馳せています。 今年がいい年でもそうでなくても思うことは、「来年も(来年は)よい年でありますように」。そんなしあわせを願う気持ちに寄り添いたいという気持ちで企画したのが、ペタッと貼って開運祈願! 七福神の刺しゅうシールワッペンです。 スタッフ手描き(!)の宝船トートバッグにペタリ。 七福神と仏教、どんな関係?七福神といえば、宝船に乗ってやって来て福徳をもたらす、というイメージでよく知られています。神さまがまつられているお寺や神社を巡る、江戸時代から続く「七福神巡り」は日本各地で行われ、その親しまれている様子が感じられます。 七福神はルーツや教えなど背景は異なりますが、7柱一緒にまつられているのは「七難即滅 七福即生(しちなんそくめつ しちふくそくしょう)」という仏教の教えに基づくといわれています。 「七難即滅 七福即生」とは? この「七」という数にも関連付けて、祀られているというわけなんです。 ところで、七福神がどんな神さまたちなのか、ご存知ですか? 恵比寿(えびす) 七福神の中で唯一の日本の神さまで、国生み神話で知られる神さま、イザナギ・イザナミの子どもであると伝わります。釣り竿と鯛を持っている姿から、大漁満足、商売繁盛などのご利益があるといわれています。 大黒天(だいこくてん) 小槌と大袋がトレードマーク、五穀豊穣、福徳開運などのご利益があるといわれている大黒天。もとはインドの神さまで、3つの顔に6本の腕という荒々しい姿でしたが、中国を経由して日本に伝わる中で、今のスタイルになったといわれています。 福禄寿(ふくろくじゅ) 知恵者の証である長い頭を持ち、長寿の象徴である鶴と描かれることが多い福禄寿。もとは中国の道教の神さまで、健康長寿、子孫繁栄などのご利益があるといわれています。 弁財天(べんざいてん) 七福神の紅一点。もとはインドの河の化身とされ、日本でも水辺でまつられることが多い神さまです。芸事上達、学業成就などのご利益があるといわれています。 毘沙門天(びしゃもんてん) 毘沙門天も、もとはインドの神さまです。槍と宝塔を持つ姿から想像できるように仏教の世界を守る四天王のひとりで(その際は「多聞天(たもんてん)」と呼ばれる)、勝運上昇、無病息災などのご利益があるといわれています。 布袋(ほてい) たっぷりとしたおなかと布袋がトレードマークの布袋は、中国に実在した禅僧がモデルで、弥勒菩薩の化身ともいわれています。幸福招来、夫婦円満などのご利益があるとされています。 寿老人(じゅろうじん) 中国の道教の神さまで、鹿を連れて、杖や長寿のシンボルである桃を持った姿で描かれます。延命長寿、家庭円満などのご利益があるとされています。 大人かわいいデザインで、使いやすさ◎。七福神といえば水墨画など独特のタッチで描かれることが多いですが、いろいろなアイテムに貼って楽しんでいただけるように「大人かわいい」デザインを意識しました。神さまたちの特徴を、細かい刺しゅうと豊富な色数で表現しています。 今回の七福神のデザインを担当してくださったのは、デザイナー、ツアーガイド、イベントプロデュースなど、奈良県や社寺にまつわる活動をされている「ホトケ女子」こと安達えみさん。「大人っぽい」と「かわいい」の加減が絶妙な七福神を描いてくださいました。 布にも、モノにもペタっとな。「刺しゅうシールワッペン」と名の付く通り、ワッペンとしてアイロンで布地に貼り付けられるのはもちろん、スマートフォンや手帳、クリアファイルなど、表面が平滑なアイテムにも貼り付けることができます。 お気に入りのアイテムにペタッと貼って持ち歩けば、ご利益を感じられそうです。 パッケージは、青海波(せいがいは)をあしらった台紙付きなので、並べて飾りたいかわいさ。ギフトとしてもおすすめです。 七福神の神さまのご利益で、来年がみなさまにとって素敵な一年になりますように。 ペタッと貼って開運祈願! 七福神の刺しゅうシールワッペンの会
月1個 ¥800 ( +10% ¥880 ) こんにちは、おてらぶ部員のひろです。 私たちは「おてらぶ」ですのでお寺にうかがう機会が多いのですが、境内に足を踏み入れた瞬間、すっと空気が変わる感覚や、清々しくも少し張りつめた空気を感じた経験はないでしょうか。 手水舎(ちょうずや)で手を清めているときの水の感触、木々のざわめきがより特別なものに感じられるなど、境内ではいつもより五感が研ぎ澄まされる感覚があります。 その中でも私が特に感じるのは、「香り」です。境内までの道のり、参拝しているとき、リラックスして景観を楽しんでいるとき、その時々で変化する香りを、身近に楽しめたら……。 そんな想いで企画したのが、参拝気分でリフレッシュ 凛(りん)と香る 境内ルームフレッシュナーです! ミストで楽しむ、「参拝気分」。香りは、「霧がたちこめる竹林」、「緑に囲まれた山門」、「お香の香り漂うお堂」、「滝のある日本庭園」の4種類。参道から山門をくぐり、参拝してから景色を楽しむ、そんなストーリーをイメージした香りです。 霧がたちこめる竹林:青竹にシトラスをブレンドした清々しい香り。 お寺に着いて、さぁこれから竹の生い茂る参道を進んでいくぞ、 というシーンをイメージしています。 緑が多く、清々しい香りと、涼しい空気を感じませんか。 遠くにはうっすらと山門が見えていますね。 緑に囲まれた山門:白檀・松・ローズをブレンドした厳かな香り。 竹林を抜けると見えてくる、こぢんまりとした山門をイメージ。 緑に囲まれ、苔むす石段をのぼり、厳かな空気を感じながら山門をくぐると、 向こうにお堂が見えてきました。 お香の香り漂うお堂:ラベンダー・バニラなどを加えた、どこか懐かしい香り。 境内に入り香炉から漂うお香の香りを身にまとい、 奥のお堂へ向かっていきましょう。 滝のある日本庭園:瑞々しさにラベンダーを加えたさわやかな香り。 お堂に入ると、奥には滝の流れる日本庭園が。 畳のにおいや草木のにおい、滝のみずみずしさが相まって、 さわやかな空気が流れます。 お部屋の空気をワンプッシュでリフレッシュ!何かの作業中、ちょっと気持ちが煮詰まってしまった時や、家事がいち段落してリラックスしたいときなど、シュッとひと吹きすれば、お寺のあの特別な空気感に。 来客前に使って、フレッシュな空気でお迎え、なんて使い方もいいかもしれません。 寒さで換気がむずかしく、お部屋の空気がこもりがちなこれからの季節にもぴったりです。
空気も気持ちもリフレッシュして、みなさまが冬のおうち時間も清々しく過ごせますように。 参拝気分でリフレッシュ 凛(りん)と香る 境内ルームフレッシュナーの会 月1本¥1,180 ( +10% ¥1,298 ) こんにちは、おてらぶ部長のひさよしです。今回ご紹介するのは、京都のおりん工房が展開するブランド「LinNe/リンネ」とコラボしてつくった和「心に沁み込む阿吽の音色 佐波理おりん」をご紹介いたします。 「おりん」とは?みなさま「おりん」をご存じでしょうか。おりんは、仏教の儀式に用いる「梵音具(ぼんおんぐ)」のひとつです。宗派によってその呼び方は異なるのですが、澄んだおりんの音は、祈りを極楽浄土まで届けるといわれています。 一般的にお寺で使われることが多いおりんですが、おわん型のおりんを仏壇の前で見たことがある人もいるのではないでしょうか。 「LinNe/リンネ」が作るおりんとの出会いおてらぶがこの「おりん」に興味を持った理由は「LinNe/リンネ」との出会いでした。 「LinNe/リンネ」は京都で創業190年余り、祇園祭や各地の囃子鉦・鳴物神仏具を専門に製造している「南條工房」が、もっと身近に佐波理おりんの音色を楽しんでほしいという想いから立ち上げたオリジナルブランドです。 「LinNe/リンネ」で作るおりんの特徴は素材の「佐波理(さはり)」にあります。佐波理とは銅と錫(すず)の合金のみを使っている合金のことで、錫の割合を限界まで高めることで素材を非常に硬くすることができ、この硬さから美しく響く独特の音色が生まれているのだそう。 佐波理の製造はとても難しい技術ですが、「LinNe/リンネ」では代々受け継ぐ⼯房独自の配合率と伝統的な薪を用いた鋳造法「焼型鋳造」で素材の特性を⽣かしているとのことです。 「LinNe/リンネ」のおりんの音色に感じたこと「LinNe/リンネ」のおりんを鳴らしてその音色を聴いたとき、その澄んだ音色におどろきました。音の始まりから消える瞬間まで「音のブレ」が一切ないのです。そしてこれは個人的な感覚なのですが、空間に充満した音がしだいに自分の中へと入っていくような不思議な感覚を味わうことができました。 おりんを鳴らして、その音が消えるまで2分ともない時間だと思いますが、この不思議な時間をみなさまにも体験してほしい……そのような想いで今回、コラボレーションという形でオリジナルのおりんを作っていただきました。 イメージしたのは「阿・吽」の音「LinNe/リンネ」のおりんの特徴は、音のブレがないことと、音の余韻にあります。この音色を「阿吽の音色」としたいと職人さんにお伝えし、コラボレーションモデルをつくることができました。 おりんを飾る「組みひも」も「阿吽」をイメージ。ピンク×ブルーの2色の正絹ひもで作っていただきました。 工房が代々襲名してきた「南條勘三郎」の銘にもご注目ください。 おしゃれな専用ボックスに入れてお届け商品は、専用ボックスに入れてお届けします。おしゃれなデザインで、プレゼントとしてもおすすめです。
秋が早足で駆け抜けて、年末の気配がただよう今日この頃。 今年こそ早く年賀状を、今年こそ年末年始の買い物を、今年こそ早めの大掃除を……と気持ちは焦るばかり。 とりあえず、キッチンのレンジフードを軽~くふきました。部員のゆうこりんです。 家事をするとき、重い腰が上がらないことはありませんか? 私を含め、私のまわりでは「家事に気が乗らないときは、エプロンを着けて気合を入れる」という人が多く、どんなエプロンだったらテンションが上がるか考えていました。 人に見られるわけではないから、家で使うエプロンはフリル付きです。 濃いピンクのエプロンを着けると気合が入る! よごれが目立つのが嫌だから、紺色一択でしょう。 さまざまな意見を取り交わした結果ついに誕生したのが、「羽織って心のスイッチオン ととのう作務衣風エプロン」なんです。 前開きの衿もとから和の雰囲気がただようこのエプロン、実は「作務衣」をモチーフにデザインしています。リラックスウェアとして着用される方も多い作務衣は、気軽にできる和の装いとして親しまれていますが、実は仏教との関わりがある衣服なんです。 作務衣(さむえ)とは。今や世間に浸透している作務衣ですが、もとは禅寺のお坊さんが掃除などの労働(=作務)を行うときに着用していた衣服でした。 作務は単なる労働ではなく、禅寺での修行の一環です。掃除などの労働を通してお寺という修行の場の環境を整え、その過程で自らの心を見つめることで、清らかな心と悟りが手に入るといわれています。 では、作務を家事に置き換えてみると……? お寺での作務のように、掃除などの家事を通じて自分の大切な場所や身の周りの環境を暮らしやすく整えることで、自分や家族が気持ちよく生き生きとそこで過ごせると考えると、「ちょっとめんどくさいな」と思う家事も少し前向きに取り組む気持ちになれそうです。 作務衣風エプロンは、ただ単に見た目が作務衣に似ているだけではなく、そんな気持ちを後押しするスイッチが満載のエプロンなんです。 パチッと留めてやる気スイッチオン! |
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