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聖林寺 十一面観音 光のかけらマスクチャーム

5/23/2022

 
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毎日のマスク生活に華やかさをプラスしてくれる、「聖林寺十一面観音 光のかけらマスクチャーム」をご紹介します。

奈良・桜井の名刹 聖林寺の十一面観音立像

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今回コラボレーションしてグッズを作らせていただいたのは、奈良県・桜井市街地の南方、北方に奈良盆地を見下ろす小高い位置にある聖林寺。境内は​美しい三輪山の山稜、古代大和の古墳が散在する盆地を一望でき、天平の時代の風景を想像したくなるお寺です。

以前、おてらぶでは聖林寺と一緒に十一面観音さまの光背をモチーフにした「聖林寺十一面観音 光のかけらブレスレット」を開発しました。
聖林寺十一面観音 光のかけらブレスレットの記事はこちらから

マスク生活によりそう十一面観音さまの「光」

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マスク生活が長くなった昨今、エチケット習慣としてマスクを使用するシーンは多くなりました。そのような生活の中、“心に光がさすように”という想いで、かつて​十一面観音さまの背中で輝いていたという宝相華唐草光背のモチーフでマスクチャームを作らせていただきました。
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マスクチャームはカニカン付きですのでお手持ちのポーチなどに取り付けることも可能です。小さいながら他にはない「仏さまの光背」由来のデザインを、さまざまな場所でお楽しみいただけます。
聖林寺十一面観音 光のかけら マスクチャーム
1個 ¥1,200(+10% ¥1,320)

大安寺 天平の七重塔に想いをはせる「大安寺傘」

5/12/2022

 
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かつて「大安寺」の境内に建っていた七重塔へ想いをはせることができる「大安寺傘」をご紹介いたします。

大安寺とは?

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現在の大安寺本堂
大安寺は奈良県にある高野山真言宗の寺院。日本最古の官立寺院である百済大寺を前身にした寺院であり、南都七大寺の一つに数えられました。
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模型で再現された当時の大安寺
古くは空海や最澄、インド僧など887名の学僧が在籍し、現在の約25倍の広さを持つ当時最大の寺院でしたが、度重なる災禍により現在の境内は最盛期の約4%に。多くの僧が学んだ伽藍も消失してしまいました。

現在は大安寺という地名や、その名を掲げた建物が多くあり、かつてその地域一帯が大安寺の敷地だった名残をとどめています。
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模型で再現された当時の東塔・西塔
当時の大安寺には敷地の東西に七重塔が建設されて、奈良時代から江戸時代まで存在したとされています。しかし、東塔・西塔ともに落雷を受け消失。その後東塔は再建されましたが、江戸時代に入る直前に起きた慶長地震で倒壊、再建されることはありませんでした。

かつての大安寺の姿を伝える試み

古都奈良への理解や教育・文化理解の一助として。そして「壮大だった往時の姿を伝えたい」という想いから、CGによってかつての大伽藍を復元するというプロジェクトが大安寺主導のもと始まり、その実現のためのクラウドファンディングをご紹介したのが昨年10月。おてらぶはこのプロジェクトに「返礼品の企画開発」として関わらせていただき、「大安寺傘」を開発しました​。
クラウドファンディングについてご紹介した記事はこちら
「天平伽藍をCG復元!大安寺クラウドファンディングと大安寺傘」
多くの方の援助のもとクラウドファンディングはネクストゴールも達成し無事終了しましたが、この度フェリシモでも「大安寺傘」を販売することになりました。

大安寺傘の特徴的なデザイン

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傘を広げると裏側に七重塔の屋根を思わせるデザインが現れます。塔の垂木、肘木、斗、三手先など、楼閣形式の仏塔ならではの特徴的な構造を見ることができます。
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一方、傘の表側はシックにブラックトーンで仕上げているので人目を気にせず使うことができます。
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傘をさしてみると七重塔の下にいるような気持ちになれるかも。​シャンパンゴールドで仕上げた傘骨も、おしゃれさを引き立てています。
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セットでついてくる傘袋には、塔の頂に建っている「相輪」をイラストであしらっています。

かつての寺院へ想いをはせて

いかがでしたでしょうか。
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日本には王寺町、藤井寺市、観音寺市などのように、お寺の名前を冠した地名が多くあり、その地名こそお寺の過去と現在をつなぐ道しるべ。地域と関わりながら今に残るお寺だからこそ、その土地の歴史と深い関わりがあることも。

もしお近くに「寺」と名の付く地名を見つけたら、大安寺傘越しに景色を見るように、在りし日のお寺に想いをはせてみると、新しい発見があるかもしれませんね。
天平の七重塔に想いをはせる大安寺傘
1本 ¥3,500(+10% ¥3,850)

奈良博で開催!特別展「国宝 聖林寺十一面観音 ― 三輪山信仰のみほとけ」プレスプレビューに行ってきました

2/7/2022

 
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おてらぶのひさよしです。2月4日に奈良国立博物館で開催された、特別展「国宝聖林寺十一面観音 三輪山信仰のみほとけ」のプレスプレビューに参加してきましたので、私がグっと感じたポイントを(写真多めで)ご紹介させていただきます。

いざ聖林寺展!いざ奈良へ!

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当日は展示される仏さまたちの開眼法要があるとのことでしたので、かなり早めのお出かけになりました。
​近鉄奈良駅を降り、早朝の澄んだ空気を楽しみながら奈良国立博物館を目指します。
鹿も寒いのか、心なしかゆ~っくりとした動きでこちらを見てきます🦌
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ゆっくりと歩いて10分ほどで奈良国立博物館に到着です。入り口に設置された大きなパネルも素晴らしいです。

余談ですが、ふだんお寺で拝む仏さまを改めてポスターや図録で見ることで新しい魅力に気づくことがあります。
これは仏さまを撮影したカメラマンさんの想いが宿っているからかもしれません。
仏さまに関わった方の想いを、いろいろな場所や瞬間に感じることができるのも仏像企画展ならではないでしょうか。
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奈良博は西新館と東新館があるのですが、聖林寺展は東新館で開催しています。正面入口から中に入ると、大きなタペストリーに描かれた十一面観音さまと法隆寺の地蔵菩薩さまが出迎えてくださいます。
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階段を上り……
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東新館に入ると聖林寺展会場になります。シックな企画展タイトルの出迎えに心がおどりますね。
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会場に入ると新聞社をはじめ、すでに多くの報道関係の方々が……
聖林寺の倉本ご住職が開眼法要の準備を進めていらっしゃいました。
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恐れ多くも、法隆寺の地蔵菩薩さまの横から開眼法要に参列させていただきました。

十一面観音さまは大御輪寺から聖林寺へ

聖林寺の十一面観音さまは、もとは奈良県桜井市にある大神神社(明治以前は大御輪寺)にいらっしゃいましたが、明治政府の神仏分離令による廃仏毀釈を逃れるために、慶応4年(1868年)に聖林寺へと移されました。その際は、一時的な避難の予定でしたが、大御輪寺が廃寺になったことで、そのまま聖林寺に残ることになったそうです。

会場ではそのときに大御輪寺から渡された「覚(墨書)」も見ることができるので、ぜひご覧になってください。
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お見せしたい写真はたくさんありますがこれ以上は企画展会場に足を運んでいただき、仏充空間をお楽しみください。
会場は仏さまや宝物の展示スペースがとても広く、ゆったりと密にならないように配慮していただいているようです。

オリジナルグッズも充実

今回も企画展会場ではたくさんのグッズが用意されています。個人的に今回の注目してるのはこちらの日本酒。
十一面観音さまをイメージした日本酒を、聖林寺近くの西内酒造さまが完成させたのだそう。サイズも大きすぎず、おみやげとしてもぴったりです。
​
そしてもうひとつおすすめなのが、おてらぶが作らせていただいた「聖林寺十一面観音 光のかけらブレスレット」!
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聖林寺の倉本ご住職はじめ、聖林寺を愛するデザイナーさん、メーカーさんとともに作り上げました。
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今回の聖林寺展でも展示されている「光背残欠」をモチーフにデザインされています。会場でもぜひ手に取っていただきたいアイテムです。
特別展「国宝聖林寺十一面観音 三輪山信仰のみほとけ」は
2月5日(土)~3月27日(日)まで開催です。

令和の大勧進 聖林寺クラウドファンディング

10/27/2020

 
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こんにちは、おてらぶ部長のひさよしです。
今日は奈良の聖林寺で開始されている観音堂改修クラウドファンディングについてお話しします。

聖林寺とは

聖林寺は奈良桜井の多武峰(とうのみね)街道の入り口にあたる場所に建立された真言宗室生寺派の寺院。
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聖林寺山門
境内からは三輪山や箸墓古墳をはじめとする大和盆地を望むことができて、この風景が本当に美しいのです。もしみなさまがお参りに行かれて本堂からこの景色を眺めると、遥か昔この地にあったであろう風景に想いを馳せてしまうことでしょう。
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聖林寺本堂より眺めた三輪山・大和盆地の風景
聖林寺は藤原鎌足の長子定慧(じょうえ)の創建と伝えられていて、江戸時代に入ると文春和尚によって現在の本尊・子安延命地蔵菩薩像が安置されました。丈六サイズ(一丈六尺=約五メートル)もあるお地蔵様は対面した際の安心感も格別です。
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聖林寺本尊 子安延命地蔵菩薩(聖林寺HPより)
本堂左手奥よりお堂を抜けるとコンクリート製の渡り階段があり、そこを上がった先の観音堂に国宝十一面観音菩薩立像が安置されています。今回のクラウドファンディングは、この観音堂の改修工事のために立ち上げられました。

​こちらの観音堂、頑丈そうなコンクリート造りですが、
実はかなり古いもので老朽化が進んでいる様子。それもそのはず、こちらの観音堂は、昭和34年(1959)に造られた、日本で初めてのコンクリートによる国宝のための観音堂なのだそう。趣はあるのですが、大型の地震災害も想定される昨今、今の状態を決して無視することはできません。
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現在の観音堂入口

現代の大勧進はクラウドファンディングへ

国宝となっている仏像だから、国からの補助が出ているはず。そう思われるかもしれません。確かに国から補助は出ますが、国宝レベルの仏像を維持するために必要な金額を考えると頼りきれる額ではありません。
昨今、大型の地震が日本列島を襲っていることからも不安は大きく、早急に免震・耐震性のある観音堂が望まれるため、新たな観音堂の建設を計画しています。
 
観音堂の建設には総額1.5億円もの莫大な費用を要します。
観音様を愛する多くの方々に、是非ともこの一大プロジェクトに関わっていただきたく、お願いを申し上げる所存です。

readyfor-「奈良・聖林寺|国宝 十一面観音、観音堂改修のためのご支援を」より
一日も早く膨大な改修事業費用のほぼ全額をお寺が工面する必要があるということで、今回のクラウドファンディングを立ち上げられました。
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改修後の観音堂のイメージ。360度観音様の姿を見ることができます。

次の世代に観音様を残す

お寺には古くから勧進(かんじん)というものがあり、仏像や仏堂の建立や修復のために信者に寄進を募ったりしました。お寺という場所が生活者の共有の場所であり、その場所をよくしようということで必要な金額をみんなで集めるというシステムはまさに現代におけるクラウドファンディングです。
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readyfor-「奈良・聖林寺|国宝 十一面観音、観音堂改修のためのご支援を」より
いかがでしたでしょうか。
聖林寺に行ったことがある人も、まだ行ったことはないけれど、国宝十一面観音菩薩を一度は見てみたいと思っている人も、このクラウドファンディングは滅多にないご縁の結び方なのかもしれません。

聖林寺 観音堂改修クラウドファンディングは2020年12月24日まで開催しています。

奈良・聖林寺|国宝 十一面観音、観音堂改修のためのご支援を(READY FOR)

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