眼下に電車が! そのすぐ先に海が! そして、そのすぐ先に島が! 車一台ぎりぎりの道を歩いていて、突如聞こえた「ごおぉ」という音に振り返り、慌てて シャッターを切ったその景色は、普段経験できない色んなものが詰まっていました。 もっと狙って、かっこいい写真撮ったらよかった…… おお!の瞬間景色^^ で、偶然遭遇した景色の中でも、かなり気になったのがこの青い電車。かわいい。 後で調べてみてわかったのですが、今年3月13日に運行スタートしたばかりの 〈SETOUCHI TRAIN(せとうちトレイン)〉でした! しかも1編成のみ、「いつ、どこを走るのか」ギリギリまでわからない(らしい)電車。 まさにその偶然に遭遇したわけです。なぬ! 驚くうぅぅ。 そして、尾道に歓迎されてる感いっぱい! うれしすぎです。 3ヵ寺目の『海龍寺』さまへ向かいました。 浄土寺さまのすぐお隣り。鎌倉時代には浄土寺の曼荼羅堂と呼ばれていたそうです。 ご住職からとてもたくさんの物語を伺ったのですが、ここではまず「石鎚蔵王大権現」さまのことをお伝えしようと思います。 何代も前のご住職が、四国石鎚山・鎖場へ修行に行かれた際に持ち帰られた「石鎚蔵王権現」さまを大切におまつりし、村の皆さんとともに毎年その権現さまを背負って、石鎚山へ修行に出かけられていたそうです。 代が変わり、各家に置かれていた蔵王権現さまを『海龍寺』さまへ持ってこられる方が増え、いつしかお堂内は蔵王権現さまの行列の様相。「『海龍寺』といえば、仏ではないけど権現さまだね」のお話を、別のお寺でも伺ったこともあり、ご住職にそのいわれを伺ったのでした。 さらに珍しいことに、上の写真のように「左右一対」の権現さまがいらっしゃいました。 普段お目にかかる権現さまは、右手と右脚を上げ、左手は腰に当てるお姿。 両手の位置は同じなのですが、左右の脚の上げ方が異なります。驚きの対面でした! ここ海龍寺さまの裏山には、四国・石鎚山を模して造られた鎖場が、修験者たちの行場として設けられました。ご住職曰く「こんだけ岩があるなら、鎖引こうか」となった(!)そうです。今は、だれでも登れる尾道の名所となっています。 早速登る! 1カットだけみると、すごおおおおく登っているように見えます。 が、実はほんの数歩で身動き取れなくなっているだけの「おてらぶ」部員の面々……とほほ 「その3」はここで終了します。
まだまだ『尾道 寺旅』続きます。さらに気長にお付き合いください。 |
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