こんにちは、おてらぶ部長のひさよしです。 2023年3月度も、みなさまのお力添えでたくさんの「みんなでおそなえギフト」をご用意することができました。 今回はその「おそなえ・読経」の様子と発送のご報告になります。 2023年2月度の発送報告はこちらからどうぞ。 鎌倉大仏殿高徳院今回「おそなえ・読経」を執り行っていただいたお寺は、神奈川県鎌倉市長谷にあるお寺「鎌倉大仏殿高徳院」。あの「鎌倉大仏」で有名なお寺です。高徳院は鎌倉を代表する観光地としても人気で、取材に伺った日も多くの観光客、参拝者でにぎわっていました。 鎌倉大仏の正式なお名前は「国宝銅造阿弥陀如来坐像」といいます。大仏が造立が開始されたのは1252(建長四)年。かつては境内に大仏殿が存在し、その中に安置されていましたが、台風などのため倒壊して室町時代の末には、今の「露坐の大仏」となったのだそうです。 大仏の胎内には入ることもできます。(拝観料:50円) 鎌倉大仏はかつて黄金に輝くお姿だったそうで、その名残が今もお顔に残っているとお寺の奥さまに教えていただきました。向かって左側に移動して見てみると、確かに目じりの横から頬のあたりに金色の跡が! おそなえ・読経スタート観光客・参拝者のみなさまのご迷惑にならないように正面はさけておそなえギフトを「おそなえ」。 参加させていただいたメンバーは順番にお焼香をあげさせていただきました。 鎌倉大仏(阿弥陀さま)が見守ってくださる中、認定NPO法人おてらおやつクラブの松島さんと桂さんの読経が境内に響き渡ります。 高徳院で続けている社会活動について高徳院さまご協力のもと、無事におそなえ・読経が終了しました。 その後、お寺の社会活動と「みんなでおそなえギフト」についてご住職の佐藤さんにお話を伺ってきました。 高徳院ではさまざまな社会活動を行っていますが、今年で設立20年目を迎える「認定NPO法人鎌倉てらこや」は、立ち上げから現在に至るまで支援している活動です。 この団体は鎌倉の地域が一丸となり、学童保育や食育、お寺での合宿などさまざまな「体験」を通じて子どもたちがいきいきとした心を育むことを目的として、大学生を主体に幅広い企画が運営されています。(佐藤住職) ここ数年で感じていることこのコロナ禍の約3年間は企画を立てて参加者を集めても緊急事態宣言や蔓延等防止措置の発令のため直前で中止にせざるを得ないといった事態が何度も起こりました。 関わってくださる大学生のみなさんも限られた学生生活の中でこれまでのような満足な活動が出来ず、悔しくもどかしい思いをしているのが痛いほど伝わってきましたが、感染症対策を万全に、工夫をしながら、楽しみにしている子どもたちを想像して諦めずに知恵を絞っている姿がとても印象に残っています。 支援する側とされる側の垣根はもはや存在せず、互いがその存在に助けられていることにコロナ禍このような形で改めて気付かされ、一層活動へのモチベーションと団結力が強まったように感じております。(佐藤住職) 「たよる」むずかしさと大切さ「たよる」という行為に恥ずかしさや罪悪感を感じて、他者に助けを求めたりたよれない状況にあるときは、いずれ「たよられる」側になった際にその時のお返しをすると考えてみるのはどうでしょうか。 支援をする側もされる側も「困ったときはお互いさま」の気持ちを持つことで、支援の輪が広がっていくのだと考えます。そしてそのためには、今回の「みんなでおそなえギフト」のように、各人が無理のない範囲で出来ることを息長く支援を続けていくことが肝要かと考えます。(佐藤住職) 2023年3月度の発送数は63箱でした。
おかげさまでプロジェクトには毎月たくさんの方が参加いただいています。これからも困難を抱えるひとり親家庭へ、1箱でも多く「おそなえギフト」をお届けできるように、みなさまのご参加をお待ちしています! あなたの気持ちが悩みを抱える家庭の力になる みんなでおそなえギフトの会 月1口 ¥100(+8% ¥108) 「みんなでおそなえギフト」ではプロジェクトに共感いただき「おそなえ・読経」にご協力いただく寺院さまも募集しています。 お問い合わせはこちらへよろしくお願いいたします。 |
過去の投稿
6月 2024
ブログテーマ
すべて
|