安珍清姫 蛇に化けて~♪ 七重に巻かれて ひとまわり ひとまわり……こんにちは、おてらぶ部長のひさよしです。 いきなり不穏なスタートで始まってしまいましたが、この歌はある有名な物語を歌った動揺の一節です。 物語の名は「道成寺」。ひょっとしたら名前を聞いたことがある人もいるかもしれません。 この物語は、能や文楽などの古典芸能でも取り入れられ人気の演目や曲となって今に伝わっています。ではいったいどのような物語なのでしょうか…… その昔、安珍という若い山伏が熊野本宮大社を目指し修行の旅をしていました。道中、安珍が一晩の宿を探していたところ、庄司の清次という男が安珍を自らの屋敷に迎え入れました。清次には清姫という名の一人の美しい娘がいたのですが、安珍を見た清姫は一目惚れしたのでした…… 一泊した後、再び旅に出てしまう安珍を、どうしても引き留めておきたい清姫は数日とどまるようにと安珍にお願いします。しかし、修業の身である安珍はそれを良しとせず、帰りに必ず立ち寄ると約束をして清姫のいる屋敷を後にします。しかし何日待っても安珍は戻ってきません。不安になった清姫は、安珍を追いかけることにしました。 安珍に追いついた清姫が、なぜ戻らないかと尋ねたところ、安珍は人違いだと言い聞く耳を持ちません。これに怒った清姫は、蛇身へと変化して逃げる安珍を道成寺まで追いかけるのでした…… 怖いですね~。しかし、この物語はこわいだけでは終わらないのです。 6つのメダイを集めると、安珍清姫の物語が完成今回の寺チャームコレクションはアンティークメダイのテイストで作られています。メダイとはポルトガル語でメダルのことで、キリスト教の聖品として作られイエス・キリストや聖母マリアをはじめとした聖人が彫られている記念コインのようなものです。今回の寺チャームコレクション安珍清姫伝説には、シーンそれぞれの物語がセットされています。ぜひ集めて物語をお楽しみください。 商品のご注文はこちらからどうぞ。 寺チャームコレクション~安珍清姫伝説~ 安珍清姫伝説を今に伝えるお寺とのコラボレーショングッズ化するにあたって調べていると、道成寺ともうひとつ重要なお寺があることを知りました。それが、京都にある妙満寺。この妙満寺に現在も道成寺の鐘が安置されているのです。今回の寺チャームコレクションはこの妙満寺さまと一緒に開発させていただいています。
京都へ行った際にはぜひお参りしてみてください。 顕本法華宗 総本山 妙満寺 〒606-0015 京都府京都市左京区岩倉幡枝町91 電話:075-461-5973 拝観時間 6:00〜17:00(本坊は9:00〜16:00) |
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