今回ご紹介するのは、平等院鳳凰堂 天蓋刺しゅうコンパクトミラーです。 平等院鳳凰堂の天蓋とは平等院鳳凰堂の本尊阿弥陀如来坐像(ほんぞんあみだにょらいざぞう)の頭上には、箱形の方蓋の中に花形の円蓋を組み合わせた豪華な天蓋がつるされています。 制作は天喜元年(1053年)。宝相華文(ほうそうげもん)の透かし彫り、蝶や花の形の螺鈿で装飾された天蓋の中央に、かつては「八花鏡(はっかきょう)」がはめられ、堂内の光を反射していたのだそうです。 天蓋の細部を刺しゅうで表現天蓋に細工されている宝相華はとても美しく現在に残ります。この美しさを表現するために、刺しゅうで半立体化しました。その後に高彩度のプリントを施すことで、不思議な立体感をつけることができました。 裏側はミラー面になっています。
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6月 2024
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