カレー坊主さんに塵芥居士さんをご紹介いただき、コラボグッズを作るプロジェクトがスタートしたのですが、そのアイテムがすぐに決まったわけではありませんでした。途中、マグカップや箸置きなどさまざまな案が出ましたが、どれも決定的に「丁寧な暮らし感」が欠けていました。 そこで、もう一度フェリシモ社内でアンケートをとってフェリシモの大切にしてきた、ふだんの日常でのグッズを通じて特別感を感じれること、そしてそれが本当に暮らしに役立つことは何かをリサーチしなおした結果、「蚊帳生地ふきん」が案にあがりました。 蚊帳生地ふきんの特徴蚊帳生地ふきんは奈良県の特産物のひとつです。綿やレーヨンで作られ、多くは何層も重ねた状態で作られていて、吸水性も抜群で使い込むほどふっくらとした手触りになるため、愛着がわくふきんです。綿には綿の、レーヨンにはレーヨンの良さがあり、その用途によって使い分けられます。 今回の蚊帳生地ふきんを作ってくれている工場は、古くより奈良で地場産業を支えてきた工場で、今回の企画にぴったりの職人さんたちが手掛けてくれています。 こだわりの仕様とデザインふきんは、第1層を綿に、第2層目~7層目までをレーヨンを採用。手に触れる1層目を綿にすることで手触りはふわふわ柔らか。実用性を考えて吸水性に優れたレーヨン生地を重ねることで実用性・清潔感も兼ねることができました。 細部に見える塵芥居士氏のこだわり気になるガッキーはプリントではなく、純白の蚊帳生地にワンポイントの刺繍で再現しました。全6種類あるデザインは、それぞれ塵芥居士さんの書き下ろしオリジナルデザイン。図案は一度原作タッチで描き起こした後、刺繍糸の太さを考慮しつつリデザインを重ねました。このあたりも塵芥居士さんのモノづくりに対する本気さがあらわれています。 さまざまな丁寧暮らしの姿をデザイン暮らしの中のいろんなシーンで丁寧暮らしをするガッキーの様子を再現しました。それぞれのデザインで使っている刺繍糸は、イメージに合わせて塵芥居士さんが日本の伝統色から選んでいます。 刺繍糸とあわせたループもついているので、ふきんを乾かす際の吊るし干しにも便利です。 いかがでしたでしょうか。贅沢7層仕上げのふわふわ清潔な蚊帳生地ふきんは本当におすすめです。なにより刺繍のガッキーがかわいいのがポイントです。 そんなかわいいガッキーの丁寧暮らしを楽しく読める単行本が現在発売中です。この本の中で、仏教的な解説をしているのが、ブログ記事前半でお話ししましたカレー坊主さんでした。(一緒にお仕事をしているというのはこのことだったんですね) 塵芥居士さんとカレー坊主さん、そこからおてらぶと不思議なご縁つなぎで完成した蚊帳生地ふきんをぜひよろしくお願いいたします。
ご注文はこちらからどうぞ↓ 丁寧な暮らしをする餓鬼の蚊帳生地ふきん 月1枚 ¥900(+10% ¥990) ■素材 / 表面:綿100%、中・裏面:レーヨン100% サイズ / 約30×30cm (日本製) |
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