みなさま「宝相華(ほうそうげ)」というのをご存じでしょうか。 お寺をはじめ、仏教界ではさまざまな場所にデザインされている植物のモチーフです。今回はこちらをおしゃれなリングコレクションにしました。 空想上の花「宝相華」の魅力仏教美術だけでなく着物のモチーフにもよく登場する宝相華は、吉祥の象徴であるともいわれ、中国の唐・宋時代、日本では奈良・平安時代ごろに流行し、装飾的模様として用いられました。あの正倉院宝物の文様にも多彩に展開されているようです。 ラッキーモチーフでもある宝相華をおしゃれなアクセサリーにそんな、古くからラッキーモチーフとして仏教界のみならず、さまざまなアイテムに採用されてきた宝相華ですが、現代においてはあまり広く扱われていないような気がしました。そこで、今回お寺好きのみなさまに、指輪としてご提案しようと考えました。 ボタニカルリングとしてのリデザイン宝相華を調べていると、それは架空の花というだけでなく、牡丹(ぼたん)や芍薬(しゃくやく)・ザクロなど、無数の花の最も美しい部分を組み合わせたような姿だというのがわかりました。 そこで、それぞれの植物の特徴を表現する指輪にするため、3つのデザインに分けてみることにしました。 命の力づよさを感じる「唐草」唐草のデザインは葉を広げ、無限に蔦・茎をのばしていく生命力あふれる姿をイメージして作っています。リーフモチーフですが、よくあるボタニカルアクセサリーとは一味違った雰囲気に仕上がっています。 花咲く直前の神秘的な姿「蕾」存在感のある蕾があしらわれているこのデザイン。ぷっくり膨らんだその姿は、今まさに花咲こうとする神秘的な一瞬を切り取ってデザインしてみました。 華やかさとおごそかさの「花」最後は「花」をモチーフにしたこのデザイン。小さいながらも宝相華の特徴を表現し、小ぶりのリーフデザインもあしらっています。 重ね付けることで宝相華イメージの完成リングそれぞれを、ひとつずつ楽しむとさりげないおしゃれ感を演出できますが、重ね付けすることでその印象はガラッと変わり、ゴージャスにお楽しみいただけますので、ぜひお試しください。 いかがでしたでしょうか。
今回のリングは、使うほどに真ちゅうならではの経年変化をお楽しみいただけます。 「黒く変色しすぎかも?」と感じたときは、お酢(クエン酸・レモン汁でも可)にしばらく浸し、柔らかい布で水気を取りながら磨いてください。 商品は以下フェリシモウェブサイトでお買い求めくださいませ。 指もとに咲く吉祥の華やぎ 宝相華(ほうそうげ)ボタニカルリングの会 月1個 ¥2,300(+10% ¥2,530) |
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