こんにちは、おてらぶのひさよしです。 精進料理企画をすすめるにあたって、お坊さんにいろいろなお料理を教えてもらってきたこの数ヵ月。料理を全くしない私がはじめて扱う食材を使ってお料理にチャレンジしたいと思います。その食材は「車麩(くるまふ)」。 車......うん、たしかにタイヤっぽいな~(違 調べてみると、車麩は棒に巻きながら焼くことで、このような形になるのだそうです。なんだかバームクーヘンみたいですね。また、北陸の方ではよく食卓に出ると書いてありました。(北陸にお住まいの方ー、本当ですかー?) 用意する食材車麩、じゃがいも、にんじん、きぬさや、糸こんにゃく、以上!! なんといいますか......シンプルですね。やっぱりお肉入れたいな~とかすでに思っていたり。 とはいえ、このところ外食続きの私。ここは、からだをリセットするためにも、がんばって作りたいと思います! 車麩を戻すまず、車麩を水、しょうゆ、砂糖を混ぜたもので戻します。戻したら、水分をしっかりと切っておきます 野菜を準備車麩を戻している間に、にんじんとじゃがいもを、ひとくち大に切っていきます。今回はにんじんの皮をむいているのですが、皮の周りが特に味が濃いそうです。ピーラーなどで薄くむくのがいいかもしれませんね。 野菜の面取りをしていくとくち大に切れたら、面取りをしていきます。 めんどうだな~と思っていたのですが「精進料理の基本は、食べていただく相手を思って作ること」とお坊さんに教わったのを思い出して、がんばってひとつひとつ面を取っていきました。メンメン♪ 車麩を炒める野菜の面取りが終わったら、車麩を焼いていきます。 じゅわっとした車麩をぎゅっと絞り、約8等分に切ったらフライパンへGO。 じゅーじゅーと焼ける音と匂いがたまらなく美味!まちがいなく美味!このままお酒のおつまみにもなりそう~。 にんじん、じゃがいもを炒める車麩に火が通ったら、一旦フライパンから退避。その後で、じゃがいもとにんじんを炒めます。油がなじむまで炒めたら、昆布だしとみりんを投入!中火で沸騰するまで煮込みます。 落し蓋をして煮詰める沸騰したら弱火にし、車麩と糸こんにゃくを入れて落しぶたをします。 我が家には大きなふたがないので、アルミホイルで代用しました。 途中、何度かアルミホイルをあけてみて、じゃがいもに串が通るかどうかを確認します...... この段階で、きぬさやを沸騰したお湯でさっとゆでておきます。 完成!で、できたー!
これ、きぬさやが効いてますね。見た目をぐっとよくしてくれています。 面取りもしたおかげで、じゃがいも、にんじんが崩れず、かわいらしいコロっとしたかたちのまま残ってくれています!まったく料理をしなかった私がここまでやれたのも、お坊さんのおかげです。ありがとう、お坊さん!! 気になるお味は、なんともまろやかな、じゅわっとうま味の詰まったお味。 お肉ではできない、野菜とおだしの甘みを堪能できます。お麩のおかげでボリュームもっていいですね~。 そんな料理素人な私でも、精進料理ベースにしたおいしいお料理をたくさん作ることができるようになっちゃう「おてらの癒やしごはんプログラム」まもなく発売です! 気になるお料理、おせっぽうを教えてくれるのは、 料理僧の青江覚峰(あおえかくほう)さん。 心にもからだにも、じゅわっとおいしい6ヵ月をお楽しみください。 |
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