こんにちは、おてらぶ部長のひさよしです。みなさまカレーはお好きですか? 実は私、かなりのカレー愛好家で、外食の機会があればほぼカレー!家でスパイスを配合してオリジナルカレーつくりを楽しみ、お家でスパイスカレーづくりができるレッスンキット商品を企画したほどです。 そんな私がこの度ご紹介するのは「お坊さんとつくった野菜がごろごろ精進カレー」。おてらぶ念願のオリジナルレトルトカレーです。おいしいのはもちろん、食べながら社会問題を解決することができる仕組みが組み込まれています。今回はその誕生秘話と、ともに作ってくれる団体さんについてお話ししたいと思います。 きっかけは「ほとけさまのやさしい精進カレー」との出会い今回のカレーを作るきっかけのひとつとなったのが、「ほとけさまのやさしい精進カレー」というレトルトカレーとの出会いでした。このカレーは、全国のカレー好き僧侶のみなさまが株式会社CHAYA マクロビフーズさんと一緒に企画したもので、肉・卵・乳製品・白砂糖・化学調味料を使わずに、野菜やスパイス、昆布や味噌など日本の伝統調味料でつくられたからだにやさしいカレーです。 このカレーは全国の僧侶のみなさまの手によってさまざまな場所で販売され、その売上の一部は「認定NPO法人おてらおやつクラブ」に寄付されました。おいしくカレーを食べて、生活に困難を抱えるひとり親家庭の子どもたちにたくさんの笑顔をとどけることがでる、まさに仏教が大切にしている「ご縁」と「助け合い」を形にしたようなカレーです。(2023年10月現在販売終了しています) ひとり親家庭の子どもたちに「おすそ分け」できるカレー「ほとけさまのやさしい精進カレー」のように社会問題を解決できるカレーについて考えていたとき、「おすそ分け」ができる仕組みを作りたいと思いました。 さまざまな理由により生活に困難をかかえ、日々の食事すらままならない家庭は少なくありません。今日も明日も明後日も、ごく当たり前の風景として、子どもたちが笑顔で「いただきます」と言える世の中にするために、おてらぶのカレーを届けることができたら……。 イメージしているのは4つセットのカレーを購入したら、そのうち3つは自分に。1つは全国のひとり親家庭へお届けする仕組みです。 そんな「おてらぶ」の想いに賛同し、集まってくれたのは、「一般社団法人 仏教カレー協会」、「認定NPO法人 おてらおやつクラブ」、「社会福祉法人青葉仁会」の3つの団体。それぞれが得意なことを生かして、今回のプロジェクトに参加してくれています。 「目指したい味」を見つけるひとことで「カレー」といってもさまざま。定番おいしいチキンカレー、さわやかな味を楽しめるタイカレー、濃厚な味を楽しむビンダルーカレーなど、実にたくさんの味やジャンルがあります。まずは目指すべき方向性を見つけるために、「仏教カレー協会」の倉島隆行さんと吉田武士さんにフェリシモへお越しいただき、試食会を開催しました。 メンバーそれぞれ好みの味はありますが、今回のカレーは「おすそ分け」するものであり、子どもがいるご家庭です。味や香りはもちろん、口当たりや食材面についても分析していきます。 限られた時間の中で、たくさんのカレーを試食してその印象を書き出して分類していきます。 仏教のエピソードをもとに食材を選ぶことも検討されました。 レトルトカレー製作現場へ取材試食会をした翌日は神戸から奈良へ移動し、カレーを製作してくれる「社会福祉法人青葉仁会」へ工場視察に。青葉仁会は、障害を持ちながらも生き生きとした人生を送りたいと願うすべての人に、健康管理、やすらぎとテラピー、余暇支援、そして就労支援などを通じてサポートを行う福祉法人施設です。 こちらで働かれているメンバーの方のお仕事を拝見していると作業の丁寧さに驚かされました。野菜を切る、炒めるなどの食品加工から、パッキングや配送準備に至るまで一切手を抜きません。 窓口担当の方にお話を聞くと、メンバーのみなさまにとって、自分たちの手がけた商品がいろいろな方の手に渡り喜んでいただけることが、喜びと自信、生きがいに直結し、経済的自立にもつながっていくのだそうです。 このように、個性あふれる団体さんと一緒にカレーづくりが始まりました。
次回、「野菜がごろごろ 精進カレー」完成!です。 みんなのやさしさおすそ分け お坊さんとつくった野菜がごろごろ精進カレー(4個セットのうち1個をおすそ分け) 月1セット ¥2,900 ( +8% ¥3,132 ) |
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