さて、この看板のお店は写真のどこに? こんなシーンが、尾道には数多く登場します。細い道が入り組んでいるからですね。 昔の区画が大切にされている土地ならでは…… この看板も、大きな通りに面した駐車場に、何やら道がまだあるかも? と思わせる奥の正面にあるのです。もしやこの建物が? と思って駐車場に踏み入り(?)看板までたどり着いてふと右を見ると…… おお! きれいなのれんのお店が。 『水尾之路(みおのみち)』 のれんをくぐり、おうちの玄関をがらがらとあけて、お邪魔します^^ 上がっていいんですよね? 今のれんをくぐってきたけど、ちょっとためらったりして…… 木の廊下をするすると進むと、ぱあんと開けたお部屋に。 ここはどこですか? 本当にカフェなのかな? 築約80年(!)のおうちを再生して、東京から尾道へ移り住まれた店主ご夫妻が営むカフェです。あかり取りの中庭、座って何時間も眺めてしまえる縁側。カフェタイムに、ほんのつかの間この場所をお借りしているのかな? と思ってしまうくらい室礼すべてが、整っていて落ち着きます。 ランチの人気メニュー「カルボナーラパスタ レモン風味」をいただきました。 2階は、一日一組限定の宿にされています。この日は、ご予約の方がいらしたので階段は上がりませんでしたが、ここで一晩を過ごすのはどんなに素敵かと想像しました。 仲良くにこやかに並ぶ店主ご夫妻の、おもてなしと、尾道・この家をいつくしむ心が包み込む時間を楽しませていただきました。 『BISOU(ビズー)』 フランス語で子どもの軽いキス”チュッ!”を意味する「bisou」が店名。 前面は大きなガラスの引き戸。店内の壁が美しい薔薇色。外から見ても、入っても心奪われすぎて熱くなるお店です。ナチュラルワインと”自由な料理”の酒場。「アルコール飲まない方はお断り」という表明が、それ自体でうれしい。撮影を控えた店内右壁面いっぱいの大きな鏡に描かれたメニューが、素晴らしく全部食べてみたい!心に火をつけます。 福島から尾道に移り住まれた店主。一見こわもて(叱られるかなあ?)で、静かに真摯にお料理に向かわれている姿が印象的です。 【nuttsponchon(ナッツポンチョン)】 みんなから「まるちゃん」と親しまれる丸山氏の作品制作のアーティスト名が「nuttsponchon」。九州からこの尾道に移り住んだ日本人(^^)です。 そのアトリエ兼ギャラリーにお邪魔しました。 英語の先生をされている奥さまが、今日は家にいるのでと、わざわざギャラリーを開けてくださったのです。 ……のですが、作品に興奮しすぎて、そして、マイTシャツを選ぶのに熱中しすぎて(あーすみません・暴走しました)、撮影を忘れるという失態……唯一の1枚をご紹介…… 先の『BISOU』にお邪魔しているときに、な・ん・と! ギャラリーではお目にかかれなかったご本人が通りかかる! という夢の対面でありました。購入したTシャツを早速着ていたので、より興奮するおてらぶ部員であります^^ 尾道久保地区の魅力あふれるお店と人。
まだまだ、まだまだ続きます。 |
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